ディスプレイ端末やタブレットなどの電子端末を利用して情報を発信する方式は、デジタルサイネージと呼ばれています。デジタルサイネージはすでに一般に定着しており、ごく当たり前のものとして日常生活の中に溶け込んでいるのも特徴でしょう。電子看板の名前で呼ばれることもあり、幅広い用途で利用されているためバリエーションも豊富に存在しています。ショップの店頭や飲食店、スーパーマーケットなどで使われているイメージの強いデジタルサイネージですが、オフィスでの利用にも適しています。
たとえば来客も訪れるオフィスのエントランスに設置して、企業のPR映像やイメージ映像といったコンテンツを配信するのも良いでしょう。デジタルサイネージならコンテンツはいつでも変更できるため、季節に合わせて映像を変えていくこともできます。ちょっとした季節感の演出や、雰囲気の演出にも最適なシステムです。社員が集まる場所に設置しておけば、掲示板としての役割を果たすことができるでしょう。
個人に向けた情報の配信はメールなどで完了できますが、全体向けの注意や告知などは共有の場に置いた掲示板の利用が適しています。個人向けではなくあくまで全体に向けたい情報なども表示できるのが利点です。デジタルサイネージを利用すれば、紙やホワイトボードの掲示板とは異なり、情報の書き換えが簡単になります。紙は印刷の手間がかかり、ホワイトボードは手書きが基本です。
作成したコンテンツを配信する方式は、担当者の負担軽減にも繋がるでしょう。