デジタルサイネージを導入する際、ランニングコストが気になるという方は非常に多いかと思いますが、デジタルサイネージを運用するにあたり必ず発生するのが電気代です。デジタルサイネージの電気代はモデルによって異なりますが、基本的にはディスプレイの大きさや明るさ(輝度)に左右されます。輝度に関しては、屋内用が350~1000カンデラ毎平方メートル程度、屋外用が1500~2500カンデラ毎平方メートルほどとなっているため、同じディスプレイサイズであれば屋外用の方が屋内用よりも電気代は高くなるのが一般的です。30日間にわたって1日8時間使用した場合の電気代の目安としては、1kWh単価27円で計算すると、屋内用の50インチディスプレイ(消費電力120W)の場合は778円ほど、屋外用の50インチディスプレイ(消費電力260W)の場合は1、689円ほどとなります。

また、インターネットに接続して使用するタイプを導入する場合は、インターネット通信料も発生します。一般的な光回線の場合、毎月5、000~8、000円ほどかかりますが、インターネットはパソコンなど他の用途でも活用できるので、デジタルサイネージ単体の運用で毎月数千円の費用がかかるケースはほとんどないでしょう。加えて、複数のデジタルサイネージを運用する場合は、CMSと呼ばれるコンテンツ管理システムを導入するのが一般的です。CMSの多くは月額制の料金体系が採用されており、月額で4、000~10、000円ほどかかります。

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